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2006 年度 実績報告書

ソーシャルワーカー養成のための大学統合カリキュラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18530469
研究種目

基盤研究(C)

研究機関吉備国際大学

研究代表者

SUNG Lai Boo  吉備国際大学, 社会福祉学部, 教授 (60299138)

研究分担者 錦織 毅夫  吉備国際大学, 社会福祉学部, 教授 (10029142)
藤田 和弘  吉備国際大学, 社会福祉学部, 教授 (90015876)
木林 友里夏  吉備国際大学, 社会福祉学部, 助手 (30309603)
前田 美也子  武庫川女子大学, 文学部, 助教授 (50309027)
キーワードソーシャルワーク教育 / カリキュラム / 国際研究者交流 / 米国 / 韓国
研究概要

わが国のソーシャルワーク教育においては、「ソーシャルワークとは何か?」という根元的な問いに対する見解が不明確なため、その目的および目標は極めて不定位なものとなっている。このような問題を解決するにあたっては、米国のソーシャルワークの歴史的背景を振り返ることが有用であるという考えから、まず、ソーシャルワークの定義・概念が確立された時期に出版された米国の古典的な文献を分析した。これにより、ソーシャルワークの定義、目的および機能は時代によって比重を置く部分が異なっており、カリキュラム内容も変化していることが明らかになった(代表者・木林)。
次に、米国における大学の認可状況およびソーシャルワーク実践教育カリキュラムを調査するため、East Carolina University, West Virginia University, Catholic University of America, Harward Universityを訪問し、ソーシャルワーク教育を専門とする教員と意見交換するとともに、研究協力者のBarry Lockeのコンサルテーションを受けた。その上で、米国および韓国においてカリキュラム研究に実績のある大学の協力を得て、ソーシャルワーク実践教育における知識・技術・価値レベルと分野の統合化および順序の配列体系を概念化し、分析モデルを提示した(代表者・前田)。
また、小都市・農村地域の社会福祉系大学のカリキュラムおよびシラバス分析に着手し、その特徴および課題分析を行なった(代表者・木林)。
さらに、昨年度より改革を進めていた吉備国際大学大学院社会福祉学研究科のカリキュラムを今年度運用し、その効果について検討を行った(錦織・藤田)。
これと平行して、日本社会福祉教育学校連盟や日本社会福祉士養成校協会の出版する報告書、科目内容に関する資料の分析とセミナーに参加し、他大学の教員との意見交換を行なった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ソーシャルワーク教育との関連性からみるソーシャルワーク定義の解釈-アメリカのソーシャルワーク教育発展過程の歴史から-2007

    • 著者名/発表者名
      木林 友里夏
    • 雑誌名

      最新社会福祉学研究 2号

      ページ: 12-20

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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