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2006 年度 実績報告書

救急医療における遺族支援のための実践モデル開発

研究課題

研究課題/領域番号 18530473
研究種目

基盤研究(C)

研究機関龍谷大学短期大学部

研究代表者

黒川 雅代子  龍谷大学短期大学部, 講師 (30321045)

研究分担者 恒藤 暁  大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70372604)
坂口 幸弘  関西福祉科学大学, 健康福祉学部, 講師 (00368416)
キーワード遺族支援 / 心肺停止 / 外来死 / 実践モデル / 救命救急センター / 医療ソーシャルワーカー / グリーフケア / 救急外来
研究概要

本研究の目的は、救急医療における遺族支援についての実践モデルを構築することである。
本来医療機関における遺族への支援は、患者搬入時から始まり、患者死亡後は、地域へとつながっていく。
突然家族を失った遺族が、患者治療中どのようなニーズを医療機関に持っているのか、また地域においてはどのような支援を必要としているのかについて、わが国において調査し、検討された先行研究はほとんど見当たらない。そのため本研究においては、まずは突然死の患者遺族のニーズ調査を実施し、救急医療が遺族支援にどのように関わることが出来るのかを検討し、モデル化する。
今年度は、3年計画の1年目のため、まずはニーズ調査を実施した。
調査内容
(1)A救命救急センターに心肺停止状態で搬入され、外来死した症例について、センター開設後の2003年から2006年3月までの情報収集をカルテより実施(約450名)。
(2)外来死した患者家族へのインタビュー調査の実施。
(3)救急外来の看護師による家族ケアについての意識調査を実施。
成果報告
(1)2006年度関西社会福祉学会に報告(標題「救急医療における遺族支援のための実践モデル開発」)3月。関西社会福祉学会ニューズレター掲載予定。
(2)龍谷大学論集,470号(標題「救急医療における遺族支援のあり方」)印刷中。
(3)第95回近畿救急医学研究会に研究協力者が報告(標題「救急現場における家族看護に求められるケアー第一報-初療室看護師の家族看護に対する意識調査」)3月。
今後の予定
Aセンターで2003年から2006年3月までに心肺停止状態で搬入され、外来死した患者家族で、調査に際して倫理的な問題がない人約350名に、質問紙(郵送法)調査を実施(送付準備中、近日発送予定)。
結果をふまえて医療従事者へのインタビュー調査の実施。
倫理的配慮
本研究は、A救命救急センターの倫理委員会の承認を得て実施。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 救急医療における遺族支援のあり方2007

    • 著者名/発表者名
      黒川 雅代子
    • 雑誌名

      龍谷大学論集 470(印刷中)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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