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2007 年度 実績報告書

人間関係の今日的様相とその意味:資源としての「社会的絆」を基幹概念として

研究課題

研究課題/領域番号 18530497
研究機関関西大学

研究代表者

高木 修  関西大学, 社会学部, 教授 (30067649)

研究分担者 遠藤 由美  関西大学, 社会学部, 教授 (80213601)
廣瀬 幹好  関西大学, 商学部, 教授 (30156715)
柴内 康文  同志社大学, 社会学部, 准教授 (60319457)
内田 由紀子  京都大学, こころの未来研究センター, 助教 (60411831)
キーワードコミュニケーション・メディア / 社会的相互作用 / マネージメント / 企業価値 / 絆 / 親子関係 / Team Competency / 看護師チーム
研究概要

遠藤・柴内・内田は、現代社会において、コミュニケーション・メディアが、碑人間関係の維持にいかに貢献しているかを、ランダムサンプリングで抽出された成人を対象に検討した・その結果、個々人の社会的相互作用への態度によって、携帯電話やPCメールなどのメディア利用の仕方が異なり、各メディアの異なる性質が、社会的相互作用の異なる持ち方を促進することが示唆された.
廣瀬は、従来のわが国の伝統的な会社=従業員のものという会社観が、90年代末から現在まで、大きく揺らいでいるため、この間の日本の大企業の経営機構の変化を分析することを通じて、限られた視角からではあるが、わが国の会社観の「いま」を捉えようとした。暫定的な結論としては、ヒトの絆としての会社観はいまだ健在である一方で、モノとしての会社観との理論的整理の必要性が課題として残されていることが示唆された。
高木・戸口(研究協力者)は、20〜30代の青年(1000名)が自分と両親との絆をいかに意識し,また絆に関する評価が親子関係満足度といかに関連するかを,絆の心理的効用という視点から検討した。その結果,母子間の絆がもたらす心理的効用の方が父子間のそれよりも高く,また娘の方が息子よりも高く評価をしている、さらに,子どもはその性別を問わず,絆の心理的効用を感じるほど,親との関係満足度が上がることなどが示唆された。
高木・鬼塚(研究協力者)は、看護師チームの具体的なTeam Competencyの抽出と、Team Competencyに関わる人間関係の実相を把握するために内科病棟の看護師28名に面接調査を行った。その結果、病棟・チームに共通のTeamCompetencyと、チーム特有のTeam Competencyが見出し, Team Competencyの獲得には、チーム内での効果的な社会的相互作用が要件となり、メンバー間に相互信頼関係が築かれていることが影響することが示唆された。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 科学的管理における「原理」2007

    • 著者名/発表者名
      廣瀬 幹好
    • 雑誌名

      高知論叢 88

      ページ: 19-51

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 経営史からみた情報通信技術者2007

    • 著者名/発表者名
      廣瀬 幹好
    • 学会等名
      関西大学ソシオネットワーク戦略センター第57回総合研究会
    • 発表場所
      大阪・関西大学
    • 年月日
      2007-11-30
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 技術とマネージメント思想2007

    • 著者名/発表者名
      廣瀬 幹好
    • 学会等名
      日本機械学会関西支部第8回秋季技術交流フォーラム
    • 発表場所
      大阪・摂南大学
    • 年月日
      2007-11-17
  • [学会発表] 親子間の「絆」における心理的効用についての検討2007

    • 著者名/発表者名
      戸口 愛泰・高木 修
    • 学会等名
      日本社会心理学会第48回大会
    • 発表場所
      東京・早稲田大学
    • 年月日
      2007-09-24
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 看護師の臨床知獲得過程についての基礎的研究2007

    • 著者名/発表者名
      鬼塚 佳奈子・高木 修
    • 学会等名
      日本社会心理学会第48回大会
    • 発表場所
      東京・早稲田大学
    • 年月日
      2007-09-24
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] WS・資源としての社会的絆:メディアを通じた関係形成とその随伴条件2007

    • 著者名/発表者名
      柴内 康文・内田 由紀子・遠藤 由美
    • 学会等名
      日本心理学会第71回大会
    • 発表場所
      東京・東洋大学
    • 年月日
      2007-09-20
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 企業経営の革新と21世紀社会(趣旨報告)2007

    • 著者名/発表者名
      廣瀬 幹好
    • 学会等名
      日本経営学会第81回大会
    • 発表場所
      大阪・追手門学院大学
    • 年月日
      2007-09-06
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [学会発表] 「絆」の光と影:(5)父親との絆の検討2007

    • 著者名/発表者名
      戸口 愛泰・高木 修
    • 学会等名
      日本グループダイナミックス学会第54回大会
    • 発表場所
      愛知・名古屋大学
    • 年月日
      2007-06-16
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [備考]

    • URL

      http://www.kansai-u.ac.jp/Keiseiken/

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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