• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

非行の抑制因としての恥意識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530542
研究種目

基盤研究(C)

研究機関川村学園女子大学

研究代表者

松井 洋  川村学園女子大学, 文学部, 教授 (00095465)

研究分担者 中村 真  川村学園女子大学, 文学部, 助教授 (70281318)
キーワード恥 / 非行 / 抑制因 / 国際比較 / トルコ / 親子関係 / 恥意識 / 比較文化
研究概要

本研究の目的は、わが国の青少年の非行的態度に影響する要因について検討することによって、非行を抑制する要因を明らかにする、そして、これによって非行を抑制するためにはどのような心的機能を育成するべきかを明らかにすることである。
われわれは最近の研究によって、非行を許容する意識と最も関係の深い要因は良い悪いという道徳意識よりも、恥意識、それも他者の目を意識した恥意識ではないかと考えるに至った。そして、このような恥意識が、わが国青少年の非行を抑止する要因ではないか考えている。
以上の目的のため、日本とトルコの中学生、高校生、大学生、と親を対象に、恥意識について調査を行い、日本とトルコの文化比較と中学生、高校生、大学生、親の世代間の比較をすることを企画した。
以上の研究計画のうち、一部はこれまでの研究結果を割り当てることとし、18年度は、日本とトルコの大学生の調査を行った。
また、調査に先立ち、トルコの研究者からの聞き取り調査も行った。
以上の研究の成果は、一部は学会等で発表された。しかし、全体としては、現在、分析をおこなっているところである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 恥意識に関する文化比較および世代間比較2007

    • 著者名/発表者名
      松井洋, 中村真他
    • 雑誌名

      川村学園女子大学研究紀要 第18巻第1号

      ページ: 123-140

  • [図書] 「心のブレーキ」としての恥意識-問題の多い日本の若者たち-2007

    • 著者名/発表者名
      中里至正, 松井 洋 共著編
    • 総ページ数
      233
    • 出版者
      ブレーン出版

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi