研究課題
基盤研究(C)
本研究では、展望的記憶及び情動と記憶の関係に注目し、記憶に及ぼす時間的展望性及び情動性の効果を検討する。記銘語に対する精緻化情報を時間区分(過去、未来)と情動区分(快、不快)の組合せによって操作し、上記の効果を検討するのが第1の目的である。また、記憶は個人差要因の影響を受けるが、情動性に関する個人差と記憶成績との関連性はほとんど明らかにされていない。そこで、第2の目的は情動を処理する能力を情動知能尺度(E S C Q ;Taki, 2002 ; WLEIS, Wong & Law, 2002)の日本版によって査定し、情動知能の個人差が、記憶に与える影響を検討することである。さらに、記銘語に関連する人物情報に対する情動性の違いが、記憶に及ぼす効果を検討することが第3の目的である。
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