2009 年度研究成果報告書

エピソード記憶においてさまざまな環境情報が引き起こす文脈依存効果の実証的比較研究

研究課題

研究課題/領域番号	18530580
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	実験心理学
研究機関	静岡県立大学
研究代表者	漁田俊子静岡県立大学, 短期大学部, 教授 (40161567)
研究分担者	漁田武雄静岡大学, 情報学部, 教授 (30116529)
研究期間 (年度)	2006 – 2009
キーワード	エピソード定義文脈 / 環境的文脈 / 文脈依存性 / BGM
研究概要	場所,BGM,背景色,匂いの文脈機能を相互比較した。その結果,(1)複合場所文脈はエピソード定義文脈として機能するが,単純場所文脈は単なる環境情報として機能すること,(2)場所,BGM,匂いが,グローバル文脈として機能するのに対して,背景色は局所的文脈として機能すること,(3)複合場所文脈では,学習時間にともなって文脈依存効果サイズが増加するが,背景色,BGMでは変化しないことを見いだした。

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