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2008 年度 研究成果報告書

身体運動が課題となる授業における子どもの相互主観的自我形成に関する現象学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18530587
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関宮城教育大学

研究代表者

田端 健人  宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (50344742)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード学校教育 / 学級集団 / 自己 / 共同性 / 気分 / 身体運動 / 現象学 / 軽度発達障害
研究概要

子どもが、しっかりした個性的な自己を培い、しかも、他の子どもと協調し合ったり、思い遣ることができるようになることは、学校教育の重要な目的である。この目的が、子どもの身体運動を豊かにする授業によって果されることを、記録収集した事例を示しつつ、現象学という哲学を再解釈しながら解明することが、本研究のねらいである。この研究は、集団活動ができなかったり、「キレて」しまう子ども、社会性に問題を抱える子どもに対する、所謂「通常」学級での支援の在り方にも、示唆を与えるものである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 学級集団における子どもの共同性と自己存在-グループ・ダイナミックス理論からハイデッガーの思索へ-2009

    • 著者名/発表者名
      田端健人
    • 雑誌名

      実存思想論集 XXIV

      ページ: 79-97

  • [雑誌論文] 学級づくりによる子ども集団の成長-根本気分についてのハイデッガーの思索を導きとした事例研究-2008

    • 著者名/発表者名
      田端健人
    • 雑誌名

      学ぶと教えるの現象学研究(東京大学大学院教育学研究科教育創発学コース) 十二

      ページ: 1-26

  • [学会発表] 共同体の凝集性と実存の非性-教育実践研究に対するハイデッガー気分論の寄与-2008

    • 著者名/発表者名
      田端健人
    • 学会等名
      実存思想協会
    • 発表場所
      国際基督教大学
    • 年月日
      2008-06-28

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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