• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2006 年度 実績報告書

幼児期にふさわしい「学び」の過程を保障するカリキュラム・指導計画に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530588
研究種目

基盤研究(C)

研究機関秋田大学

研究代表者

奥山 順子  秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (30361215)

研究分担者 山名 裕子  秋田大学, 教育文化学部, 講師 (10399131)
キーワード教育学 / 幼稚園教育 / カリキュラム / 保育者の専門性 / 発達過程
研究概要

研究課題に対し、(1)保育者のカリキュラム理解に関する研究、(2)幼児期の発達と「遊び」の中の「学び」に関する研究、(3)保育者の専門性向上のための教育のあり方に関する研究、を中心として研究を進めた。
(1)については、秋田県内全幼稚園の保育者を対象とする調査により、保育者のカリキュラム理解の実情と課題を把握し、「遊び」を通しての幼児期の「学び」の保障に、保育者のカリキュラム理解が課題となっていることを明らかにした。また、それが保育者の専門性育成上の重要な課題であることも明らかにした。以上は論文として18年度発行の紀要にて報告した。
(2)の研究では、研究者2名がそれぞれに3年保育児の保育場面の縦断的観察・記録を実施し、3年課程の幼児の発達過程を、遊びを中心とする生活の中での「学び」の観点で分析している。これらの研究は大学附属幼稚園との連携で推進し、幼稚園における園内研修会ならびに公開研究会において成果を提供し、同幼稚園研究紀要に寄稿した。
(3)では、保育者のカリキュラム理解の基盤を明らかにするために、遊びを中心とする保育を理解し保育実践を重ねてきたと考えられるベテラン保育者の意識の分析を聞き取りによってとらえている。19年度も継続して実施する。また、保育者を目指す学生の保育に対する意識、保育者にかかわるイメージから、専門性育成につながる教育の方向性をとらえ、論文を発表した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 大学生が考える「遊びの中での学び」2007

    • 著者名/発表者名
      山名裕子
    • 雑誌名

      秋田大学教養基礎年報 9

      ページ: 23-29

  • [雑誌論文] 幼稚園教育における計画の位置づけ-保育者の計画理解と「遊びを中心とする保育」2007

    • 著者名/発表者名
      奥山順子, 山名裕子
    • 雑誌名

      秋田大学教育文化学部研究紀要(教育科学) 62

      ページ: 43-51

  • [雑誌論文] 大学生における発達のイメージ2006

    • 著者名/発表者名
      山名裕子
    • 雑誌名

      秋田大学教養基礎教育研究年報 8

      ページ: 23-28

  • [雑誌論文] 幼稚園教育における計画の位置づけ-保育者の意識調査にみる保育の計画性と保育者の専門性-2006

    • 著者名/発表者名
      奥山順子, 山名裕子
    • 雑誌名

      秋田大学教育文化学部研究紀要(教育科学) 61

      ページ: 83-90

  • [雑誌論文] 求められる保育者の専門性と大学における保育者養成-保育志望学生の意識と養成教育の役割2006

    • 著者名/発表者名
      奥山順子, 山名裕子
    • 雑誌名

      秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 28

      ページ: 119-132

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi