1、京都の京田辺シュタイナー学校において、11年生クラスのエポック授業を担当し、シュタイナー教育への参与観察を行うとともに、教員へのインタビューを行った。 2、「巡礼としてのシュタイナー教育」という連載を行う中で、筆者自身のシュタイナー教育との関わり、人智学共同体との関わりを考察した。 3、カトリック修道院(長野県茅野市「レデンプトリスチン女子修道院」)の参与観察を続けるなかで、現代社会における「霊性」の問題について聞き取り調査を行った。 4、文献研究としては、世阿弥の稽古哲学を深める中で、シュタイナーの教育思想を読み直す視点を深めた。「世阿弥の稽古哲学」の方が先にまとまった成果となりそうである。
|