研究課題
1、京都の京田辺シュタイナー学校において、11年生クラスのエポック授業を担当し、シュタイナー教育への参与観察を行うとともに、教員たちへのインタビューを行った。2、情報提供者である川手鷹彦氏と共同研究を行った。ドイツ・フランクフルトからの高校生たちを招き、日本の「スピリチュアリティ」に関するセミナーを開いた。3、スピリチュアル・ケアワーカーの養成講座を担当する中で、医療現場を中心とした「霊的・精神的」困難について聞き取り調査を行い、現代社会における新たな共同体のイメージについて議論を重ねた。4、文献研究としては、世阿弥の稽古哲学の検討を深める中で、シュタイナーの教育思想を読み直す視点を模索した。5、四年間の研究の総括を行う中で、次期の研究課題を設定し、「オールタナティヴ教育」「稽古」「宗教性・精神性」をキーワードとして、その「伝達・養成」過程に焦点を当てることとした。
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宗教研究 (日本宗教学会) 363号
ページ: 42-64
教育哲学研究 100号記念特別号
ページ: 263-278
日本ホリスティック教育協会編『ホリスティック・ケア-新たなつながりの中の看護・福祉・教育』
ページ: 156-171
大谷学報 第89巻第1号
ページ: 78-100
The Self, the other and Language, The GIobal. COE Programme, Revitalizing Educati on for Dynamic Hearts and Minds, Kyoto University
ページ: 49-54