研究概要 |
[1]実地調査(英国) 岩井、道行が英国マンチェスターにあるRoyal Exchange Theatre,The Rowly,Libraray Theatreの諸施設および演劇活動を見学。元Library TheatreのGeneral Managerであり,老人、身障者対象の演劇ワークショップ等を通して劇揚の地域社会への貢献のあり方を実験してきたHazel Royにインタヴューする。平成20年度の本格的調査の下準備である。 [2]実地調査(日本) 新国立劇場、世田谷パブリックシアター、せんがわ劇揚、彩の国さいたま芸術劇場、金沢芸術村、びわ湖ホール、北九州芸術劇場等の公立劇場を視察。地域への演劇教育活動(劇揚に於けるワークショップ,学校等へのアウトリーチ活動)の実態について調査する。 英国に比して,地域への演劇教育活動を計画的かつ継続的に行っている公立劇場は非常に少なく,特にアウトリーチ活動については特筆すべきものがなかった。 [3]実地調査(福岡) 福岡市における地域への演劇教育活動の歴史を,公立劇場の設立経緯,文化振興課および文化芸術振興財団の活動,さらにはこれを準備した地元劇団の活動を追いつつ調査。
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