研究課題/領域番号 |
18530718
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
刈谷 三郎 高知大学, 教育学部, 教授 (00136368)
|
研究分担者 |
上野 行一 高知大学, 教育学部, 教授 (40284426)
小島 郷子 高知大学, 教育学部, 教授 (20225428)
笹野 恵理子 京都教育大学, 教育学部, 助教授 (70260693)
|
キーワード | こどもの「遊び」 / 実技教科 / 日韓比較 / 学校カリキュラム |
研究概要 |
平成18年度研究は、具体的研究課題に照らして、以下の課題について研究を遂行した。 課題I:各教科教育学研究における「遊び」の理論的把握(先行研究調査) 「音楽」「美術」「家庭」「体育」それぞれの教科教育学において「遊び」に関する先行研究調査を実施しするとともに、韓国における先攻研究調査を平行して行い、これらの資料を整理した。資料より、「実技教科」における子どもの「遊び」の理論的考察をおこなった。 課題II:子どもの「遊び」の実態の把握 1)子どもの「遊び」の実態を、フィールドワークおよび事前質問紙調査を実施することにより実態を把握した。 (1)日本と韓国において、フィールドワークを行い、先攻調査を検討し、子どもの遊ぶ「時間」「空間」「仲間」「教科との関連」について、28項目からなる事前調査票を作成した。 (2)事前調査票を用いて、両国小学校4-6年生に対して約400名の調査を実施し、日韓結果を比較整理した。 (3)結果から、本調査作成に向けての検討と質問項目の精査をおこなった。 課題III:実技教科カリキュラムと「遊び」の関係性の理論仮説の構築 上記「課題I」「課題II」の考察結果および「遊び」に関する学際的研究成果から、一定の理論仮説を構想することを継続的に検討した。
|