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2007 年度 実績報告書

実技を伴う教科と子どもの「遊び」に関する日韓比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530718
研究機関高知大学

研究代表者

刈谷 三郎  高知大学, 教育学部, 教授 (00136368)

研究分担者 上野 行一  高知大学, 教育学部, 教授 (40284426)
小島 郷子  高知大学, 教育学部, 教授 (20225428)
笹野 恵理子  高知大学, 京都教育学部・教育学部, 准教授 (70260693)
キーワード子どもの「遊び」 / 実技教科 / 日韓比較 / 学校カリキュラム
研究概要

平成19年度は、2年間の研究総括として、(1)平成18年度に日本・韓国で実施したプレ調査の分析と考察を行い、実証的カテゴリーの発見と洗練フィールドワークを行った。(2)調査項日の精査後、本調査を平成18年度に引き続き、年度初頭に日本と韓国において合計約2000名の児童を対象として都市部と地方に分け調査を行い、当該調査の分析と考察を行った。(2)については「日本・韓国の子どもの遊び比較研究」と題し、刈谷三郎が2007年12月17日2007International Leisure Recreation Seminar(招待発表ソウル)において、その成果を発表した。この発表は中国や韓国研究者から強い関心が寄せられ、その社会的背景について質疑がなされ、国際セミナーでの発表が次の東北アジアでの研究への発展が示唆された。
(3)上記2度の調査結果について、各教科教育学研究における「遊び」の理論的把握と、子どもの「遊び」と実技教科カリキュラムとの関連性の解明について、子どもの「遊び」の実態把握からよみとれる日常生活経験を軸に、実技教科カリキュラムとの関連において考察を行うとともに、日韓の学校教育カリキュラムとの関連においても分析する。特に文化研究の手法を援用し、カリキュラムや遊びに作用する社会・文化的文脈を解明する。これまでの研究成果は韓国・日本教育学会誌において「実技教科を伴う教科と子どもの遊びに関する日韓比較研究」に掲載予定(2008年8月)である。しかしながら、現時点では当初の目的の一つであった、新たな実技教科カリキュラムモデルの提案には至らなかったことが課題として残された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 日本・韓国の子どもの遊び比較研究2007

    • 著者名/発表者名
      刈谷 三郎
    • 学会等名
      2007 International Leisure Recreation Seminar
    • 発表場所
      韓国ソウル
    • 年月日
      2007-12-17
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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