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2006 年度 実績報告書

ICTを活用した美術教育の研究 ー不登校対策とユビキタス社会へ向けての実践ー

研究課題

研究課題/領域番号 18530721
研究種目

基盤研究(C)

研究機関熊本大学

研究代表者

松永 拓己  熊本大学, 教育学部, 助教授 (10380990)

キーワード教育学 / 芸術諸学 / 美術教育 / インターネット
研究概要

ICTの活用を美術教育に対応させる研究として行っている。
現代社会の生活の中でパソコン活用を含め、映像メディアを活用した機器の扱いは広く、利用されている。本研究では、インターネットを活用した、美術の授業を考え、今日の学校教育の重要な問題である不登校についての対応を行っている。地域の教育委員会(熊本県山鹿市)と共同で不登校との対応を考え、e-ラーニングによる美術の授業を行った。授業内容のコンテンツは、ネット上で見て、作品制作が可能なように作成し、さらにテレビ電話を使い、毎時間授業の様子、種々の対話、作品鑑賞などを行った。
今年度は、主に、中学校用の授業コンテンツ(熊本大学附属中学校の協力)を作成し、e-ラーニングに対応できうるような改良を重ね、不登校への対応、実施をおこなった。
具体的実践として、4月から11月にかけて不登校支援室等(熊本県山鹿市)にて事前調査、教材開発・改良、現地での対面授業を行った。12月から3月にかけて、毎月、山鹿市と熊本大学をネットで結びe-ラーニングによる美術の授業を行った。授業用具・材料については、現地にあらかじめ郵送し、現地では現地の職員と不登校生徒が待機、大学では、教員が待機(場合によっては学生も含む)、定時にお互いネット上でテレビ電話で対話をしながら、コンテンツを見ながら授業を進めていくことを行った。ICTの可能性と美術教育、不登校への対応を重ね、学校に行けない生徒にも、その生徒に応じた場、時間での授業の展開と、美術を通じた情感の育みを目的とし、実践を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 赫い雲2006

    • 著者名/発表者名
      松永拓己
    • 雑誌名

      第60回二紀展 60

      ページ: 93

  • [雑誌論文] 赫い星を背負う2006

    • 著者名/発表者名
      松永拓己
    • 雑誌名

      第61回県美展(第48回熊本県芸術祭)

      ページ: 1

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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