• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

国際・多文化共生社会に対応した対話力育成のための対話指導モデルの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530728
研究機関目白大学

研究代表者

多田 孝志  目白大学, 外国語学部, 教授 (50341920)

キーワード対話 / 対話指導モデル開発 / 多文化共生社会 / 共生 / 共創型対話 / 対話型授業 / ワールドスタンダード / 対話の阻害要因
研究概要

研究成果は、1多文化共生社会の対話の概念の考察、2対話に関する児童・生徒・学生の実態調査、3ワールドスタンダードな対話の検討、4学校における対話指導モデルの開発に大別できる。
1多文化共生社会の対話の概念の考察
文献研究により多文化共生社会のキーワード「共生」の概念を考察した。さらに、「多文化共生社会の基本技能としての共創型対話力育成」の重要性を指摘した。
2対話に関する児童・生徒・学生の実態調査
全国各地の小学生・中学生・高校生・大学生を対象に対話力向上の阻害要因をアンケート調査により実施し、精神的要因と技能の不足が対話力向上を妨げていることを明らかにした。
3ワールドスタンダードな対話の検討
世界各国に滞在し、研究活動にとり組んでいる若い研究者たちの論考を集約した。滞在国での対話の視点からの体験やそこから感得した見解を記した論考を分析し、それらを参考にワールドスタンダードな対話力の概念をまとめた。
4学校における対話指導モデルの開発
「小学校・ろう学校における、共創型対話指導モデルの開発」および「中学校・高校における、共創型対話指導モデルの開発」を学校との年間を通しての協同研究により進めた。このことにより、対話指導モデルを開発し、校種別、類型別にまとめた。
今後の課題、ことに対話的授業に関する研究の必要について提言した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 対話力向上の阻害要因に関する調査研究2008

    • 著者名/発表者名
      多田 孝志
    • 雑誌名

      目白大学教育研究所紀要『高等教育研究』 14

      ページ: 161-182

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi