• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2008 年度 実績報告書

軽度発達障害幼児の保護者支援プログラムの開発と支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18530744
研究機関福島大学

研究代表者

松崎 博文  福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (40114003)

キーワード特別支援教育 / 子育て支援 / 保護者支援 / プログラム / 支援システム / 移行支援
研究概要

本年度は本研究課題の最終年度に当たり、これまでの研究成果を踏まえて発達障害幼児の保護者支援プログラムの開発と支援システムの構築に向けた研究のまとめに取り組んだ。まず、発達障害児の早期支援及び保護者支援に関する先行研究を整理するために国内外の研究資料を調べた。とりわけ本学と姉妹提携を結んでいるミドルテネシー州立大学(MTSU)の早期支援センターであるプロジェクトHELPでの取り組みに着目し、その成果を本学で取り組んでいる早期支援教室(「つばさ教室」)での実践に生かすと共に、福島県内における支援システムの構築に向けた課題を整理し、その実現に向けた具体化について検討した。特に早期支援については連携研究者(昼田・鶴巻)の協力を得て、本学の「つばさ教室」で保護者に対するペアレント・トレーニングを実施し、幼児教室ではアセスメントの実施と個別指導計画に基づいた個別指導に当たり、具体的な支援内容の検討を行った。地域支援については、南会津教育事務所及び相双教育事務所からの情報収集を行い、地域の特性を生かしたシステム作りの基礎資料とした。
また、就学指導に関する情報や教育相談、保護者のニーズ調査等については福島市教育委員会(就学指導審議会)と連携して、発達障害幼児の就学指導の在り方や学校教育へのスムーズな移行支援の在り方と課題を整理した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 発達障害早期支援「つばさ教室」でのペアレント・トレーニング-1年間の評価と課題-2008

    • 著者名/発表者名
      昼田源四郎・村田朱音・鶴巻正子・松崎博文
    • 雑誌名

      福島大学総合教育研究センター紀要 第5号

      ページ: 17-24

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi