研究課題/領域番号 |
18530760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
神田 直子 愛知県立大学, 文学部, 助教授 (30117783)
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研究分担者 |
山本 理絵 愛知県立大学, 文学部, 助教授 (60249282)
別府 悦子 中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (60285195)
伊田 勝憲 三重中京大学, 現代法経学部, 講師 (20399033)
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キーワード | 子育て支援 / 育児不安 / 軽度発達障害 / 罪障感 / 多動・衝動的傾向 / 学童期への移行 / 縦断的研究 |
研究概要 |
1.本研究チームの縦断研究対象者に第4回目の質問紙調査を行った。結果は現在分析中である。 対象:2001年よりスタートした縦断研究参加者約700名(愛知県内に住む小学校1・3年生の子どもを持つ親) 調査内容:小学生段階での発達的特徴(特に軽度発達障害の関連事項)、学校適応、学習の状況、教室での多動や衝動的行動。親の育児不安、罪障感、学校・教師との関係や学校への期待や要望、支援要求など。 2.上記調査項目作成のため、日本発達心理学会、日本保育学会、心理科学研究会など関連諸学会に参加・発表し、関連の研究成果にふれ、多くの研究者との意見交換を行った。 3.同じく、上記項目作成のため研究協力者に次のような面で協力をあおいだ。戸田有一大阪大学助教授とは、研究分析方法や育児不安研究について討議し、調査項目に反映させた。石野陽子神戸学院大学非常勤講師には母親の罪障感と生活条件とのかかわりについての研究の紹介をいただき、罪障感を調査項目の一部とした。小渕隆司氏(千葉県鎌ヶ谷市役所子育て支援センター/千葉大学大学院教育学研究科)からは、幼児期に多動・衝動的傾向を持っていた軽度発達障害児が学童期に移行した時点でかかえる問題(学校、家庭)、親と教師との連携、親の支援への要望などについて指摘いただいた。このような点について本研究で縦断的に検討するため、十数項目を質問項目として採用した。
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