研究代表者は、2005年度に3名の外国人若手研究者の訪問を受け、代数曲線の被覆の数論幾何に関連する、それぞれとの共同研究をスタ-トさせた。本研究課題の基本的な構想は、これらの3つの共同研究を進展させつつ、研究代表者自身のこれまでの研究の継続発展も絡ませて成果を挙げていこうというものである。より具体的な研究の目的は、以下の通りである。(1) ガロア表現 : C. Rasmussenとの共同研究の結果の改良・一般化。(2) フルビッツ空間 : A.Cadoretとの共同研究の結果の改良・応用。(3) 正標数 : M. Saidiとの共同研究の結果の改良・一般化。
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