研究課題
基盤研究(C)
3次元ユークリッド空間内の閉じた平均曲率一定曲面でその種数が1である曲面はWenteにより1980年代に発見されてから、研究が盛んになった。本研究はそのWente 曲面をより高次元の空間に拡張しようとする試みである。4次元以上のユークリッド空間では、非自明な拡張はないという結果が先行研究であるから、本研究では複素空間形をとりあげた。先ず、複素次元2の複素空間形内でトーラスに位相同型な平均曲率ベクトル平行な実2次元曲面の構成、とそのような曲面全体の構造の研究をおこなう。
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