(1) 3次元双曲型空間内のH-1とKが比例関係にあるようなWeingarten曲面・波面(ここでHは平均曲率、Kはガウス曲率)の微分幾何的な基礎研究、具体的には以下を目的とする研究を計画した。 (1) Weingarten曲面・波面の表現公式などの基礎理論の確立、およびその応用。 (2) Weingarten曲面のエンドに関して、その漸近挙動の解明。 (3) Weingarten波面に現れる特異点の形状。 (2) (1)で用いた研究手法などを足がかりに、他の定曲率空間内の曲面・波面に研究対象を一般化し、それらの微分幾何的性質を研究することを計画した。
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