研究概要 |
本研究では、計算代数の最新の研究成果を元に微分幾何学への応用と新たな研究手法の展開をはかった. 本研究の成果として, 複素空間型内の正則接分布が可積分な*-アインシュタイン実超曲面を決定した. また, 複素2次元複素空間型内のホップ擬対称実超曲面を決定した. 研究対象を階数1コンパクト対称空間内の実超曲面に拡張し, 測地線の大域的な挙動により, 主曲率が特定の条件を満たす完備実超曲面が測地球に限ることを示した. 計算代数分野との交流により, 最新の計算機代数システムおよび可視化ソフトウェアを収録したDVD起動型LinuxシステムKNOPPIX/Mathの開発, 公開を行った.
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