研究課題
基盤研究(C)
本研究では数理物理学に現れる各種の偏微分方程式系に対する解の一意接続性と極限吸収原理を取り扱い、その応用として、連続スペクトル中の固有値の非存在、スペクトルの絶対連続性、散乱状態の解の時間遠方での極限構造等を解明する。 特に、相対論的粒子の運動を記述するディラック方程式や相対論的シュレディンガ-方程式についてポテンシャルが減衰しない場合を中心に取り扱う。
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数理解析研究所講究録1607「スペクトル・散乱問題とその周辺」
ページ: 65-76
第45回実函数論・関数解析学合同シンポジウム講演集
ページ: 115-146