研究課題
基盤研究(C)
光速で運動する電子に代表される相対論的粒子の運動を記述するディラック方程式について、ポテンシャルが零次斉次の場合に、光速度が十分大きいと見なせる状況においては、スペクトルは絶対連続スペクトルのみであり、束縛状態は存在しないことを示した。また、流体現象に現れるストークス方程式について係数が強い特異性(臨界指数)をもつ場合においても、1点で無限次の零点を持つ解は常に恒等的に零であること(強一意接続性)を示した。
すべて 2009 2008 2006
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件)
数理解析研究所講究録 1607
ページ: 65-76
第45回実函数論・関数解析学合同シンポジウム講演集
ページ: 115-146