余剰次元に基づく素粒子の統一理論の探究

2008 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 18540259
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
• 研究機関: 信州大学
• 研究代表者: 川村 嘉春 信州大学, 理学部, 教授 (10224859)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2009
• キーワード: 余剰次元 / 素粒子 / 統一理論 / 超対称性 / 超弦理論

研究概要

本研究の目的は、高次元時空に基づいて素粒子の性質や法則を解明することにより標準模型を超える現実的な理論を発見し、宇宙の謎を解き明かすことである。(1) 3世代の物質粒子の起源の解明に向けて。(2) Strong CP 問題の解決に向けて。(3) 宇宙の誕生・進化・構造の解明に向けて。

研究成果

• [雑誌論文] Superparticle Sum Rules in the presence of Hidden Sector Dynamics (2009)
  • 著者名/発表者名: Yoshiharu Kawamura, Teppei Kinami, Takashi Miura
  • 雑誌名: Journal of High Energy Physics 0901 064
  • 査読あり
• [雑誌論文] Orbifold family unification (2007)
  • 著者名/発表者名: Yoshiharu Kawamura, Teppei Kinami, Kin-ya Oda
  • 雑誌名: Physical Review D76 ページ: 035001
  • 査読あり
• [学会発表] Z_2 Orbifold GUTで学んだことをそれを超える試みに活かす (2008)
  • 著者名/発表者名: 川村嘉春
  • 学会等名: 余剰次元模型の理論的枠組み(招待講演)
  • 発表場所: 理化学研究所大河内記念ホール
  • 年月日: 2008-12-06
• [学会発表] Search for a Realistic Orbifold Grand Unification (2007)
  • 著者名/発表者名: Yoshiharu Kawamura
  • 学会等名: International Workshop on Grand Unified Theories : Current Status and Future Prospects (GUT07)(招待講演)
  • 発表場所: 立命館大学
  • 年月日: 2007-12-18
• [図書] 例題形式で学ぶ現代素粒子物理学(臨時別冊・数理科学 SGCライブラリ48) (2006)
  • 著者名/発表者名: 川村嘉春
  • 総ページ数: 1-223
  • 出版者: サイエンス社