研究課題
基盤研究(C)
超弦理論とゲージ理論の双対性であるAdS/CFT対応を拡張することによって得られた、強い相互作用を表すQCDを再現する模型として「酒井・杉本模型」がある。本研究では、まず、酒井・杉本模型においてバリオンを表すソリトン解を構成し、その集団座標量子化を行うことでバリオンのスペクトラムを求め、負パリティーバリオンも含めて実験との比較的良い一致を得た。更に、この結果をフレーバー数が3の場合に拡張し、また、バリオンの電荷分布や磁気モーメント等の静的な諸性質の解析を与えた。
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Phys. Rev. D78
ページ: 086006
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