研究課題
基盤研究(C)
南部理論ではカイラル対称性が自発的に破れ、核子に質量が生じ、擬スカラー粒子であるパイオンが出現する。パイオンが引き起こすテンサー力の取り扱い法は非常に難しいがこの研究課題ではそれを相対論的カイラル平均場(RCMF)モデルとして確立した。RCMFモデルではパイオン相関を2粒子2空孔励起の変分関数で表現し、核子対が短距離で大きな存在確率を持つことを変分関数の中に取り込むことが重要であることを示した。成果としてパイオンが大半の引力を与えることを示し、さらには基底状態の波動関数には非常に大きな運動量成分があることを示した。今後の原子核物理の発展の基礎を与えた。
すべて 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (29件) 学会発表 (13件)
Prog.Theor.Phys. 122
ページ: 477-498
Phys Rev C79
ページ: 024305
Nucl.Phys. A804
ページ: 219-230
Nucl Phys A811
ページ: 306-328
Prog.Theor.Phys. 119
ページ: 561-581
Phys.Rev. D77
ページ: 034001
Phys. Rev. D 77
ページ: 034015
Phys Rev C 76
ページ: 054310
Phys.Rev.C 76
ページ: 014305
Nucl.Phys.A 789
ページ: 155-163
Phys.Rev.C 75
ページ: 055203
ページ: 044315
Eur.Phys.Journ.A 31
ページ: 684-686
Prog.Theor.Phys. 117
ページ: 257-274
Phys.Rev.D 75
ページ: 014508
ページ: 014317
Physics Letters B 633
ページ: 237-244
Prog.Theor.Phys 115
ページ: 325-335
Annals of Physics 321
ページ: 355-401
Phys.Rev.C 73
ページ: 034301
Journal of Physics G 32
ページ: 573-582
Chin.Phys.Lett. 23
ページ: 1139-1141
Physical Review D 73
ページ: 094504
Few-Body Systems 38
ページ: 91-96
Physical Review C 74
ページ: 015207
ページ: 025206
Nucl. Instrum. & Meth. A 565
ページ: 351-357