(1) 一般の等質空間上における並進対称性の破れを引き起す機構の一般的枠組みを明らかにすること。 (2) 相転移の一般的な構造、及び、真空配位のトポロジカルな性質等を明らかにすること。 (3) 場の局在化に伴うカイラルフェルミオンの存在やゲ-ジ対称性の破れの有無、ゲ-ジ場の真空期待値の研究。 (4) 上記の(1)-(3)の研究では量子補正が考慮されていない。量子補正によるtree レベルの結果の変更の有無を調べること。 (5) 上記の研究を踏まえて、高次元ゲ-ジ理論に基づく現象論的模型への応用。特に、標準理論を超えた高次元(超対称性)模型の構築。
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