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2006 年度 実績報告書

データ収集ミドルウエアのためのデーターベースの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 18540301
研究種目

基盤研究(C)

研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

安 芳次  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 主任技師 (00391730)

研究分担者 仲吉 一男  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 技師 (80391746)
キーワードデータ収集 / データベース / CAMAC / XML / WEB / MySQL / DOM / XERCES
研究概要

本研究構想は、従来のデータ収集システムにはなく、OS、言語、通信プロトコルに依存しない、新しいデータ収集モデルを研究し、新しいシステム構成法の確立を目指すものである。
本研究は、データ収集用データベースの研究開発を行う。その中で、特にデータ収集システムを構成するために必要なデータベース、コンフィギュレーション・データベースおよび分散データベースの研究開発を行った。データ収集プロセスのそれぞれの役割に沿って決められるパラメータが数多く必要とされる。例えば、パイプラインCAMACコントローラ(商品名、CC/NET)の例で言うと、必要なCAMへC命令などをデータベース化しておくと実験毎にプログラムを変更することなくデータベースの変更で済んでしまうというメリットがある。このコンフィグレーションパラメータを記述するためXMLを用いる。XMLはWEB技術の情報記述のキーテクノロジーである。すべてのパラメータをXML仕様で記述することで汎用化をはかる。それはまた、WEBへの表示、WEBからの入力などを容易に行うことが出来、WEBとの親和性が高まる。
コンフィグレーションデータベースを研究開発するにあたり、SQLデータベースの1つであるMySQLと汎用データベース記述言語であるXMLを使用した。データベースに記述されたXMLで書かれた文書からXMLのデータモデルの1つであるDOMに基づき、XMLパーサーの1つであるXERCESを利用し、各データ収集(DAQ)プロセスにパラメータを読み込むためのプログラムを開発した。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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