1. AKLT模型と整合-非整合(C-IC)遷移 S=1 bilinaer-biqudratic(BLBQ)鎖で、C-IC遷移はちょうどAKLT模型に対応する点で起きる. このメカニズムを構造因子の複素平面での特異点の融合-分裂として説明し、数値計算を精度良く説明することに成功した. 2. 次近接相互作用のある古典1次元イジングモデル(1D NNNI)での有限温度でのC-IC遷移 !D NNNIモデルでの有限温度のC-IC遷移を考察し、C-IC遷移の理論を発展させた. 3体相互作用のある2次元3角格子上の6状態クロックモデルの相転移 大塚氏(首都大学東京)との共同研究で、3体相互作用のある2次元3角格子上の6状態クロックモデルの相転移を扱った.このモデルでは低温の秩序相と高温の無秩序相の間に、準長距離秩序を持つ中間相(c=2CFT)がある。
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