研究課題
基盤研究(C)
様々な界面摩擦および固体内摩擦現象の理論的、数値的、実験的研究によりそれらの多様性を明らかにした。特に、最も単純な摩擦系と考えられる清浄表面の摩擦においても多様な振る舞いが生じ、それらは構造と大きな関係があること、ナノスケール潤滑剤層においても同様の事が言えることを見いだした。巨視的摩擦現象である地震については、その大きさの分布が冪乗則に従うことはよく知られているが、この振る舞いがある条件下では粉体をモデルとした実験により再現されることを明らかにし、さらに現象論的モデルの数値実験により、その分布はサイズ依存性を示し、大きな系では冪乗則からのずれが顕著になることを明らかにした。
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J. of Physics: Conference Series (Proc. of International Conference on Science of Friction, 9-13 Sep. 2007, Irago, Japan) 89
ページ: 1-10
ページ: 9-13
J. of Physics: Conference Series (Proc. of International Conference on Science of Friciton, 9-13 Sep. 2007, Irago, Japan) 89
ページ: 1-9
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Europhysics Letters. 80
Modelling Critical and Catastrophic Phenomena in Geoscience: A Statistical Physics Approach, Springer Lecture Notes in Physics 705
ページ: 169-189