研究課題
基盤研究(C)
高分子溶液の蒸発過程において、表面に形成されるゲル状の膜に関する理論的考察により膜形成の条件を明らかにした。ゲル化に伴う弾性効果を考慮した蒸発速度に対する理論式を導出し、ゲル化により蒸発速度が低下することを説明した。接触線が固定された固体基板上の高分子液滴の乾燥過程を記述するモデルを提案し、乾燥後の膜形状を理論的に予測した。また、複数の液滴の乾燥過程に関する数値シミュレーションを行い、液滴間の干渉効果を議論した。
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