研究課題
基盤研究(C)
沈み込み帯の地震からの遠地実体波波形には震源付近の不均質構造に起因する強い後続波が現れるため、地震の詳細な解析が困難になる場合がある。本研究では不均質構造のもとでの波動計算を非常に効率良く実行できる独自の手法によって理論波形を計算し、小規模地震の地震発生場所・発震機構解を推定する手法と、大規模地震の断層すべり分布を決定する手法とを開発した。これらの手法を2006年ジャワ津波地震と2007年南スマトラ地震とに適用して、震源域の不均質構造と地震発生場所や断層すべり分布との関係を詳しく考察した
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (9件)
edited by Kenji Satake,World Scientific Publishing Company, Singapore vol.13(in press)
Earth Planets and Space 61
ページ: e17-e20
玉川大学工学部紀要 第44号
ページ: 23-34