研究課題
基盤研究(C)
燃焼炎中に発生する反応活性化学種のラジカルを燃焼炎吹きつけにより水溶液中に供給し、化学反応を行う場合の物理・化学的諸反応条件の影響を検討した。難分解性物質のキレート剤を反応対象として諸反応条件の影響を検討したところ、燃焼炎中で発生したラジカルの多くは水溶液に供給される前に燃焼炎周囲の気相成分と反応することがわかった。よって本手法により水溶液反応を効率的に進めるためには気相成分の調整が重要課題であることが示唆された。