研究課題
基盤研究(C)
生物が利用するポルフィリン類が非対称な分子であることを決定づける、生合成過程4段階目のウロポルフィリノーゲンIII合成酵素(UROS)の性質を検討した。先天性骨髄性ポルフィリン症患者ではUROSの機能が劣っているが、ヒトUROSの場合には酵素の内部に存在するシステインが機能低下と関係していることが判った。アミノ酸変異酵素の性質から基質の結合や反応に関わるアミノ酸を同定し、酵素と基質の結合状態を推定した。
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