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2007 年度 実績報告書

HOMカップラーを用いたビーム位置モニターの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18560049
研究機関独立行政法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

沢村 勝  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究副主幹 (30354905)

研究分担者 永井 良治  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究副主幹 (40354906)
菊澤 信宏  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究員 (50354907)
西森 信行  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究副主幹 (60354908)
羽島 良一  独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, グリープリーダー (30218432)
キーワード加速器 / HOMカップラー / ビーム位置モニター
研究概要

昨年度設計製作したシフター電磁石を日本原子力研究開発機構ERL-FELリニアックの2台ある主加速器の内、最初の主加速器の直前のビームラインに設置し、ビーム試験を行った。ビーム試験は超伝導加速器に設置されているHOMカップラーからの出力を測定する必要があるが、ERL-FELリニアックがパルス運転のため、マクロパルス内でのHOM出力を計測するため、リアルタイムスペクトラムアナライザーを用いて特定のHOM周波数について、そのHOMパワーの大きさを測定した。
シフター電磁石を励磁する電流値を変えながらHOM出力の変化を測定すると、電流値に関してHOMパワーがほぼ2次曲線になっている。これは解析によりHOMパワーはビーム位置と電流に比例するシフト量の和の2乗と、ビームの揺らぎ量の2乗との合計で表せることが分かっており、この解析式を用いてシフター電磁石電流値とHOMパワーとめ測定値をフィッティングすることによりビーム位置およびビーム揺らぎを求めることが出来た。これらの測定・解析により、日本原子力研究開発機構ERL-FELリニアックにおいては空洞中心から水平方向に0

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] MEASUREMENT OF BEAM POSITION MONITRO USING HOM COUPLERS OF SUPERCONDUCTING CAVITIES2007

    • 著者名/発表者名
      M. Sawamura
    • 雑誌名

      Proceedings of 2007 Particle Accelerator Conference(PAC07)

      ページ: 4060-4062

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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