研究課題/領域番号 |
18560364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
羽石 操 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 教授 (80008862)
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研究分担者 |
木村 雄一 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 助教授 (90334151)
鈴木 康夫 東京農工大学, 工学部, 教授 (90323740)
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キーワード | 平面アンテナ / マルチバンド / マルチバンドアンテナ / マイクロストリップアンテナ / 直線偏波 / 円偏波 / 方形素子 / 円形・三角形素子 |
研究概要 |
本研究の目的は、超薄型で超軽量で、かつ、超マルチバンド特性を示すマルチバンド平面アンテナの設計基礎資料を得ることである。これらの目的に従って研究を遂行し、後述の研究発表の項で提示する研究実績を得た。 すなわち、研究発表論文(2)は、通常のマイクロストリップアンテナ(以後、MSA)にスリットを装荷し、超薄型で超軽量で、かつ、超マルチバンド特性を示すスリット装荷型のマルチバンド平面アンテナに着目し、その設計基礎資料を提示すると共に、その設計法の妥当性を実験により検証したものである。 また、研究発表論文(3)は、平面アンテナの相互結合の抑制法にEBG素子が有効であることをシミュレーションにより提示し、かつ、その妥当性を実験的に検証したものである。 更に、研究発表論文(4)は、超マルチバンド特性を示す平面アンテナに着目し、このアンテナ系を円偏波化または、複数の周波数において、直線偏波化または、円偏波化を個別に発生可能とする画期的なマルチバンド平面アンテナの設計法を提示し、併せて、その設計法の妥当性を実験的に検証したものである。 また、研究発表論文(5)は、三角形形状のマルチバンド平面アンテナの設計を提示し、その妥当性を実験的に検証したものである。 なお、研究発表論文(1)は、超マルチバンド平面アンテナを構成する際必須となる平面アンテナの特色をその応用技術と展望を総括的に述べたものである。 最後に、研究発表論文(6)は、円形の超マルチバンド平面アンテナの設計基礎資料を提示したものである。
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