2008 年度研究成果報告書

貝殻消石灰を利用した酸性硫酸塩土の改良効果

研究課題

研究課題/領域番号	18560492
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	地盤工学
研究機関	石川工業高等専門学校
研究代表者	重松宏明石川工業高等専門学校, 環境都市工学科, 准教授 (90353268)
研究期間 (年度)	2006 – 2008
キーワード	貝殻 / 石灰安定処理 / 酸性硫酸塩土 / 室内実験 / エトリンガイト
研究概要	酸性硫酸塩土に貝殻由来の消石灰(貝殻消石灰)を混ぜ合わせることにより、どの程度の改良効果が見込めるのかを実験的に検証した。その結果、貝殻(カキ殻)消石灰は高品質で、工業用消石灰(JIS R 9001)の「特号」に相当し、酸性硫酸塩土の改良材として十分適用できることが明らかになった。また、その改良効果には、水和反応によって形成されたエトリンガイトと呼ばれる針状結晶が大きく関与していることを理解した。

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