研究課題
基盤研究(C)
河川感潮域における土砂動態を把握することは,干潟の保全や沿岸環境問題にとって重要である.太田川放水路における流れと水温・塩分,浮遊土砂濃度の多点長期観測から,浮遊土砂輸送に関係している各要因と重要度を明らかにした.特に潮汐にともなって周期的に起こる密度成層の変動が上流方向への土砂輸送を引き起こしている重要な要因であることを示した.さらに,干潟の維持にとって重要な河川横断方向への土砂輸送の存在を実証するとともに,干潟の底質変動を明らかにした.
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Coastal Dynamics No.139(on CD)
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http://home.hiroshima-u.ac.jp/kiyosi