研究課題
基盤研究(C)
構造物の特性を非破壊的に把握することは, 昨今の耐震偽装問題を防ぐことのみならず, 大地震後の建築物の安全性を確認する意味において重要なテーマである. 本研究では限られた計測データを有効に活用することで高精度の同定解析を可能とするフィルタ理論(可変パラメトリック射影フィルタ)を構成した. その理論に基づき計算力学の立場からフィルタリングシステムを構成し, フレーム構造等に適用し, 有効性を検証した. 今後は, 構築したフィルタリングシステムを用いた利便性の向上と実用化を図りたい.
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計算数理工学論文集 8巻
ページ: 83-88
計算数理工学論文集 7巻2号
ページ: 231-234
ページ: 225-230
日本建築学会構造系論文集 第605号
ページ: 95-102