○実験研究の現状 本年度は既に行われた理論的研究による解析予想を、詳細なる実験により検証する目的で、実験装置の改良を行った。また、改良した実験装置を用いて、小型で細長い形状の積層ゴム支承試験体の座屈検討を行った。現在、実験結果を詳細に検討中であるが、既に、実験結果の一部は学会誌に投稿し現在、査読中である。 ○実用化研究の状況 一方、理論研究ならびに実験研究と同時進行で、実用化研究も行っている。研究成果の知見を用いた積層ゴム支承の改良を行い、既に、免震構造用部材として国土交通省の大臣認定を取得している。 認定番号:MVBR-0316 認定をした構造方法又は建築材料の名称:東洋ゴム工業製戸建て住宅用高減衰ゴム系積層ゴム支承 国住指 第1210号 平成18年10月25日 ○新聞発表など 戸建て免震住宅を既に実用化しており、実用化された技術内容について新聞報道が行われており、広く社会に普及する状況が整いつつある。 日刊建設通信新聞 H18年3月2日 化学工業日報 H18年3月2日 日刊工業新聞 H18年3月2日 日経産業新聞 H18年3月19日 ゴムタイムス H18年3月12日 日本住宅新聞 H18年3月15日 科学新聞 H18年3月16日 日刊建設通信新聞 H18年3月20日 東京新聞 H18年3月27日 中日新聞 H18年3月27日夕刊 日経アーキテクチュア H18年3月26日号など多数。
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