• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

パルス通電接合法による表面形状制御チタン生体材料の製作

研究課題

研究課題/領域番号 18560690
研究機関新潟大学

研究代表者

大橋 修  新潟大学, 自然科学系, 教授 (00283002)

研究分担者 田邊 裕治  新潟大学, 自然化学系, 教授 (60143020)
キーワードインプラント材 / チタン / 多孔材料 / 拡散接合 / 通電接合
研究概要

ポーラス層の形成方法としてメッシュ材の積層拡散接合方法に着目し、メッシュ材を平板チタン上へ拡散接合する方法を確立した。今回は、実際の人工股関節ステム上にメッシュ材を積層接合させるため、丸棒チタン側面上へ複数枚チタンメッシュ材を接合し、大きな熱膨張係数を有するSUS治具による加圧の適用性について検討した。
供試材は、厚さ0.2mm純Tiメッシュ材と、直径10mmの純Ti丸棒である。丸棒円周上にメッシュ材(5枚)を積層させ外側からSUS304治具、Mo線で固定した後、真空中(6x10^<-3>Pa)で加熱し接合を行った。接合部の評価として、引張試験、破断面観察等を行った。
直径の異なるSUS304製の2種類の治具を利用し、各種の温度に加熱して、熱膨張量の影響について検討した。外径がφ28の治具の使用と接合温度の上昇で、積層メッシュの接合強さが向上し、メッシュ内部で破断した。メッシュの変形量は、熱膨張の計算結果とも一致した。メッシュ材が20%と変形するような接合条件の選定で、メッシュ材が母材破断し,高真空中の接合では、母材の劣化なく接合できた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 熱膨張を利用したインプラント用メッシュ剤の拡散接合2007

    • 著者名/発表者名
      小島健司, 落合清秀, 大橋修
    • 学会等名
      日本金属学会秋期全国大会
    • 発表場所
      岐阜大学
    • 年月日
      2007-09-21

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi