2008 年度研究成果報告書

複合的環境要因の変化に対する植物の可塑的形態形成

研究課題

研究課題/領域番号	18570011
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	生態・環境
研究機関	東京大学
研究代表者	舘野正樹東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (00179730)
研究期間 (年度)	2006 – 2008
キーワード	光 / 窒素 / 物質分配 / 最適化 / Autonomy / Correlative inhibition
研究概要	植物個体は、生育する環境にあわせて、物質分配をはじめとするさまざまな性質を変化させる。この研究では、まず弱光条件における最適物質分配法を理論的に解析し、現実の植物が理論的最適値をほぼ満たしていることを明らかにした。さらに、これを使って、個体の半分が被陰された状況の最適物質分配を求め、autonomy とよばれるシュートの独立性が成長の最大化と矛盾するものではないことを明らかにした。