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2006 年度 実績報告書

野生種の交雑によるブルーベリー果実の機能性改善と品種改良に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18580036
研究種目

基盤研究(C)

研究機関九州東海大学

研究代表者

小松 春喜  九州東海大学, 農学部, 教授 (60148971)

研究分担者 國武 久登  宮崎大学, 農学部, 教授 (80289628)
キーワードブルーベリー / スノキ属 / 野生種 / クロマメノキ / 新規化合物 / 核DNA含量 / 種間雑種 / 機能性
研究概要

スノキ属野生種のクロマメノキ,ナツハゼおよびシャシャンボの果実について,糖および酸含量,アントシアニン含量,総ポリフェノール含量および抗酸化活性を分析し,栽培種のブルーベリーのそれらの値と比較した.その結果,野生種は栽培種に比べ果実が小さいだけでなく,糖含量が低く,酸含量も高いなど品質的には劣ったが,アントシアニン含量,総ポリフェノール含量および抗酸化活性は比較的高い値を示し,栽培種に比べ機能性が高いことが明らかになった.また,クロマメノキ果実から8種類の既知の化合物と共に,vacciuligins AおよびBという2種の新規化合物を見出した。2種の新規化合物を含むこれら10種の化合物の抗酸化活性(ロダン鉄法とDPPHラジカル消去能測定)を比較したところ,いずれも天然の抗酸化剤であるα-トコフェロールと同程度かそれよりも強い活性を示した.フローサイトメーター(FCM)によりブルーベリー栽培種とスノキ属野生種の核DNA含量を解析したところ,北部および南部ハイブッシュブルーベリーは1品種を除き平均2.52pg/2Cの四倍体,ラビットアイブルーベリーは平均3.85pg/2Cの六倍体であった.一方,在来野生種のシャシャンボ,ギーマ,ナツハゼおよびスノキはほぼ同じ含量で平均1.39pg/2Cの二倍体であり,ウスノキは2.55pg/2Cの四倍体,クロマメノキは3.78pg/2Cの六倍体であった.なお,コケモモは二倍体と推測されるが,核DNA含量が1.19pg/2Cと他の野生種に比べ有意に小さかった.
クロマメノキ(六倍体)と‘ブルークロップ'(四倍体)との交雑により得られた4系統の個体は,いずれも五倍体の雑種であったが,自然授粉でも結実が認められ,糖や酸含量,アントシアニン含量および抗酸化活性などは両親のほぼ中間的な値を示した.また,両親とは異なり長い果柄と一対の小葉を有する特徴が認められた.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Two new antioxidant ortho-benzoyloxyphenyl acetic acid esters from the fruit of Vaccinium uliginosum2007

    • 著者名/発表者名
      Masuoka C., K.Yokoi, H.Komatsu, J.Kinjo, T.Nohara, M.Ono
    • 雑誌名

      Food Sci.Technol.Res. 13(2)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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