本年度は研究期間の2年目であり、昨年採集した底生動物群の同定と人工林の樹齢と底生動物群集との関係を明らかにするための調査を行うことを目的とした。 「1」流域森林の状態と底生動物群集との関係を明らかにするための調査に関して 18年度に、国有林内の渓流環境(水温、水深、底質など)が同じ天然林流域・人工林流域・その2つが入り混じった流域においてコドラート採集・固定した底生動物の同定を行った。(4-11A) 「2」地質と底生動物群集との関係を明らかにするための調査に関して 18年度に、国有林内の渓流環境(水温、水深、底質など)が同じ天然林流域・人工林流域・その2つが入り混じった流域においてコドラート採集・固定した底生動物の同定を行った。(4-11月) 「3」人工林の樹齢と底生動物群集との関係を明らかにするための調査に関して 国有林内において、様々な林齢の人工林流域を約20箇所、川幅5-10mで渓流環境(水温、水深、底質など)が同じような調査地点を探し、調査地の設定した。各調査地点での底生動物の調査(5箇所の定量採集・30cm×30cm)を12月に行った。採集した底生動物の同定を始めている。(1-3月)
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