研究課題/領域番号 |
18580156
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
林学・森林工学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
金子 真司 独立行政法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 室長 (80353647)
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研究分担者 |
平井 敬三 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所, グループ長 (80370287)
山中 高史 独立行政法人森林総合研究所, 森林微生物研究領域, チーム長 (00343799)
野口 享太郎 独立行政法人森林総合研究所, 四国支所, 主任研究員 (70353802)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 森林生態 |
研究概要 |
茨城県北部の40年生スギ林では、本数率50%の切り捨て間伐によって24kg N ha^<-1> yr^<-1>の窒素が緑葉として林内に放置されたが、リターフォール量が減少したため間伐区のリターフォールによる窒素還元量は対照区よりも22kg N ^<-1>-1 yr^<-1>少なかった。また緑葉分解による窒素供給は間伐後1年は発生せず、間伐後2年間の窒素供給量は6.3kg N ha^<-1> yr^<-1>と推定した。以上、切り捨て間伐では多量の緑葉が林内に放置されるが、土壌の無機態窒素の上昇は起こりにくいと考えられた。
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