研究課題
基盤研究(C)
難燃処理木材は、屋外使用環境下では、薬剤の溶脱にともなう性能低下が懸念される。難燃処理木材の耐候性試験を行ない、薬剤残存量と防火性能の関係を評価したところ、薬剤の種類と塗装方法を適切に選択すれば、難燃処理木材の屋外耐候性を著しく向上させることが可能であることが明らかとなった。また、薬剤の溶脱は細胞内腔から起こり、かなりの量の薬剤が溶脱しても細胞壁中には薬剤が残存していることが明らかになった。
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Journal of Wood Science 55巻
ページ: 359-366
Journal of Wood Science 53巻
ページ: 249-254
木材保存 32巻
ページ: 246-250