研究課題
基盤研究(C)
本研究は、中国の飼料穀物(トウモロコシ)の米国からの輸入可能性について、EUと比較しつつ、農業生産・流通構造の視点から考察したものである。その結果、(1)EUでは、農場の規模拡大、農協の企業化により国際価格に対応していること、(2)中国でも、国際価格が低下すると輸入増大の可能性があり、それを回避するには流通コストだけでなく生産コスト削減が必要であること、(3)しかし、中国では規模拡大は困難であり、単収増加に期待をかけていること等が明らかになった。
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21世紀の北東アジア地域における経済の持続的成長と社会的安定(極東地域研究センター リサーチ・レポート) No. 9
ページ: 65-94
第三回北東アジア農業・農村発展国際シンポジウム報告資料集
ページ: 60-67