研究課題
基盤研究(C)
品目横断的経営安定政策により、多くの地域で集落営農組織は受託組織から協業組織へとドラスチックに転化し、農業生産法人の形成が促進されたことを明らかにした。再編された集落営農組織の多くは、経営をほぼ完全に主宰することとなり、農作業の合理的計画的実施が可能となり、生産力と所得はともに向上していた。とはいえ、所得の多くは地代となり、また米価低迷により多くの経営は不安定であり、現行の収入変動影響緩和対策のみでは経営安定に課題が残っていることを確認した。
すべて 2009 2008 2007 2006 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (2件) 備考 (5件)
農林水産政策研究所プロジェクト研究[経営安定プロ]研究資料「水田・畑作経営所得安定対策下における集落営農組織等の動向と今後の課題」 第2号
ページ: 89-104