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2007 年度 実績報告書

地図情報システムに基づく集落営農の農業経営確立支援方策に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18580223
研究機関鳥取大学

研究代表者

小林 一  鳥取大学, 農学部, 教授 (40225529)

研究分担者 松村 一善  鳥取大学, 農学部, 准教授 (80283977)
キーワード地図情報システム / 集落営農 / 農業経営 / 経営管理
研究概要

本研究の目的は、水田農業の担い手の一形態として着目される集落営農を対象にして、その組織化と農業経営確立の活動を支援するための方策について、経営情報システム論の観点から理論的、実証的に検討し、コンピュータ利用による科学的手法を提起することにある。
研究の2年目にあたる平成19年度は、当初計画に従って次の4課題について研究を実施すると共に、最終年度として研究の取りまとめを行った。1.「集落営農」型水田作経営の諸類型、2.「集落営農」型水田作経営における経営情報システム、3.地図情報システムを活用したパソコン用ソフトウェアの開発、4.地図情報システムを活用したパソコン用ソフトウェアの現地実証試験。
1.及び2.については、初年度の研究成果をもとに、全戸参加による集落ぐるみ型の集落営農に研究対象を絞って実態調査を実施し、農業経営確立に向けて財務管理の一元化と併せて、連携する労務管理と生産管理の秩序形成が基礎となることを把握した。
3.及び4.では、研究代表者等が開発を手がけて実用段階に移行しているパソコン用ソフトウェア「水田作経営の一筆圃場管理システム」を、集落営農・K農事組合法人、K有限会社等に対して現地実証試験を実施して適応性検討を行うと共に、そこから摘出された課題点についてシステムの改良を行い、機能強化を図った。とくに、GIS用エンジンを組み込んで作図機能について大幅な改良を加えると同時に、データベースエンジンを搭載することによりデータ処理を効率化し、ソフトウェアを完成させた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] なぜ、いま、企業参入か2008

    • 著者名/発表者名
      小林 一
    • 雑誌名

      2008年版鳥取県企業の農業参入事例集

      ページ: 1-5

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 和子牛の個体間格差の形成要因に関する統計的分析2007

    • 著者名/発表者名
      李学〓・小林一・松村一善・他2名
    • 雑誌名

      農業生産技術管理学会 第14巻2号

      ページ: 99-106

    • 査読あり
  • [学会発表] 農協主体の農産物直売書における生産者の出荷行動に関する一考察2007

    • 著者名/発表者名
      福山豊・小林一・松村一善
    • 学会等名
      第57回地域農林経済学会大会
    • 発表場所
      石川県立大学
    • 年月日
      2007-10-20
  • [学会発表] 農民間普及による技術移転における農民組織の役割2007

    • 著者名/発表者名
      森本偵志・松村一善・小林一
    • 学会等名
      平成19年度日本農業経営学会研究大会
    • 発表場所
      東北大学大学院農学研究科
    • 年月日
      2007-09-15
  • [図書] Japan and East Asian Regionalism(allotted writing)2008

    • 著者名/発表者名
      ALIAS Abudulah, Hajime KOBAYASHI, others
    • 総ページ数
      165
    • 出版者
      Department of East Asian Studies(Malaysia)

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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