研究課題
基盤研究(C)
新規就農者をサポートする仕組みとして、ベテランの農業生産者が持つ技術やノウハウ、さらには農業生産にかかわるデータをできるだけ数多く集め、それを基に意志決定支援システムが必要となるが、これにはICTInformation and CommunicationTechnology)が中心的役割を果たすことになる。本研究では、研究代表者がこれまで基礎研究を行ってきた「フィールドサーバ」、「ローカルデータストレージ」、「データベース」、「GIS」などの個別要素技術を自動灌漑システムに応用することにより、グリッド・コンピューティングをキーテクノロジーとして、センサーグリッドを利用したリアルタイムフィールドデータ収集・蓄積、土壌水分以外に気温・湿度といった気象条件やネットワークカメラによる撮影画像から得られる樹体・葉・果実の形状情報なども加味した上で潅漑装置を自動制御することにより、フィールドにおける計測からデータベース参照を通じた最適潅漑制御に至るプロセスの自動化・省力化技術の確立を目的とする
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Proceedings of SICE Annual Conference 2008 (CD-ROM)